【大学院就活】推薦って何?100%受かる?_21卒院生が解説

大学院就活_推薦

こんにちは,Hiroです。今回は

  • 就活の推薦とは何なのか
  • 推薦を使えば100%合格するのか

について解説します。この記事はこんな悩みを解決します。

・大学院に進むと推薦がいっぱいあるって聞くけど、そもそも推薦って何?
・推薦使っても落ちることはあるのかな?

この記事を書いているのはこんな人

・院卒化学系エンジニア1年目
・平均年収950万円メーカーに内定
(平均年収の高さが企業の指標ではありませんが)
・中堅国立大学大学院2021年3月卒業

では,早速行ってみましょう!

目次

推薦って何?

早速推薦とは何なのか

答えは

信頼関係の上に成り立っている、就活選考の優遇制度です。

どういうことや

ってなると思うので以下で詳しく解説します。

大学院生の就活の推薦の種類

推薦には種類があるのはご存じですか?

就活の推薦には以下の3種類があります。

  • 学校推薦(大学推薦)
  • 教授推薦
  • 番外編:コネ

まずは一般的な「学校推薦」と「教授推薦」について解説します。

推薦の種類①学校推薦(大学推薦)

面接

学校推薦とは

企業
企業

貴学の〇〇専攻に3名の推薦枠を与えます!応募を募ってほしいです。

大学
大学

分かりました。周知しておきます。

という感じで学校推薦の特徴は

  • 大学全体ではなく、学科や専攻に推薦枠がある
  • 定員がある

です。

学校推薦と聞くと、大学全体に推薦の話が来ているように聞こえますが、基本的に推薦は学科や専攻ごとに来ます

また大学推薦には定員があり、3名程度であることが多いです。

希望者が定員を超えるとどうなるの?

その場合は大学での成績で決めることがあるよ

一応話し合いという体を取っている学科もありますが、普通に考えて話し合いで決まるわけないですよね。

結局、就活担当の先生が学部の成績等で決めてしまう事が多いです。

推薦の種類②教授推薦

面接

教授推薦とは

企業
企業

推薦で受けたいなら、指導教員の推薦状を貰ってきてね

という形式です。

教授推薦と通称が付いていますが、准教授でも大丈夫です。

(おそらく助教でも大丈夫とは思いますが、一応企業に確認した方が良いかもしれません。

教授推薦を受けるには、指導教員から推薦状を貰う必要あり

推薦状って何?

推薦状の中身は以下の2つです。

  • 推薦理由(学生の良いところ)
  • 内定をいただいたら辞退しません

これらを書いてもらった推薦状を面接の際に持参し、提出します。

書式は特に定められていない事が多いです。

おそらく指導教員は毎年書いているのでフォーマットを持っています。

推薦状を書いていただきたいです

と伝えれば何かしらの書類を用意してくれると思います。

教授推薦と学校推薦の違い

教授推薦と学校推薦の違いは、教授推薦には定員がないことです。

基本的に何人でも受けることができます

僕の会社の同期の出身大学からは10人以上、教授推薦で受けたそうです。

教授推薦の受け方

学校推薦の場合、学科の就活情報サイトに推薦情報が掲載されるので、それを見て担当の先生に連絡を取って申し込む形です。

一方で教授推薦の場合、大学には連絡は来ません

就活では、選考を受けたい企業1つ1つにメールアドレスや出身大学を登録したマイページを作ります。

そのマイページを通して選考の案内が来ます

そこに「自由応募」、「推薦応募」どちらで受けますか?というアンケートがある場合が多いです。

ただ、うちの会社のように

企業
企業

推薦で受けたい人は〇月/〇日までにメールしてね

という場合もあります。

ここで「推薦応募」を選択したら、後日企業から選考の案内がきて推薦状を持参するように連絡がきます。

学校推薦/教授推薦は落ちるのか

結論、普通に落ちます

僕の研究室の同期も推薦の最終面接で落とされていました

また、僕の働いている会社も推薦応募の倍率は4倍ぐらいあったそうです。

なので

推薦だから受かるでしょ

と楽観視するのは非常に危険です。

落ちる人のほうが多いのでしっかりと準備して望みましょう

学校推薦/教授推薦は内定辞退できるのか

基本的に内定辞退はできませんそのための推薦状です。

もちろん法的拘束力があるわけではないので、内定辞退は可能です。

ただそれをすると

  • 来年から推薦がなくなる
  • 指導教員に激怒される
  • 内定辞退したという話が周囲に漏れる

ということがあります。

僕の大学でも数年前に推薦の内定辞退があったのですが、次の年から推薦は無くなりました

また、内定辞退をすると教員から指導教員にクレームが入ります。

もちろん後から、その辞退した先輩は激怒されたそうです。

そしてこういう話は直ぐに他研究室にもれますし、数年間語り継がれます。

「内定辞退した先輩」という不名誉な称号を付けられたくなければ、辞退しない方が懸命でしょう。

学校推薦/教授推薦のメリット

普通に落ちるし、内定辞退できんしメリットないやん

って思った人もいると思います。

それはその通りです。推薦はメリットの低い制度です。

なので特に高学歴組は、推薦を使わない自由応募を選択する流れが増えてきているそうです。

ただもちろんメリットもあります

それは

書類選考は通過できる

ということです。

基本的に推薦応募でもエントリーシート(書類)を提出する必要がありますが、書類選考はありません。

一方で、自由応募の場合は書類選考で半分以上が落ちます。

しかし推薦応募の場合、書類選考は全員通過でき、面接を受けることができます

もしあなたの絶対行きたい企業に推薦応募がある場合は、検討する余地があると思います。

書類で落ちて面接さえ受けれなかったら後悔が残ります。

逆に面接で落ちたら

相性が良くなかったか。仕方ない

と割り切りやすいです。

結論、そこまで行きたい企業でないのであれば、推薦を使うのは辞めておきましょう

内定辞退できないというデメリットはかなり大きいです。

番外編:コネ推薦

大学院生就活の裏道:コネ推薦とは

推薦と聞くとこのコネ推薦を思い描く人も結構いるんじゃないでしょうか?

コネ推薦とは

研究室の教員が企業とコネクションを持っていて、ほぼ選考なしで受かる制度です。

僕の研究室でも某財閥系の大手メーカーのコネ推薦がありました。

一応形だけ面接はありますが、先輩たちを見ていると100%合格してました

大手に簡単に行けるなんてめっちゃええやん

意外とそんなこともないんだよ

コネ推薦のデメリット

コネ推薦にはこんなデメリットがあります。

周囲との格差

そう簡単に辞めれない

実際に行った先輩が

先輩
先輩

周りが旧帝ばっかりでしんどい

と言っていました。

また知識量だけでなく、一般選考で入社してきた人達とコネ推薦で入社した人の間ではモチベーションに差があるのは言うまでもありません。

そして

やっぱり自分にあってなかったし辞めよう

という選択も取りにくいです。

なぜなら、入社してすぐにやめると研究室の後輩に影響がでるからです。

直ぐに辞めたり、仕事のパフォーマンスが悪いと推薦が無くなりかねません。

コネ推薦は入社するのは簡単だけど、入社後しがらみが多い

もしコネ推薦を使うのであれば、慎重に考えましょう。

不安なことは就活のプロに相談しよう

就活って不安なこと多いですよね。

  • どういう企業が自分に向いているのか
  • 研究概要は何を書けばいいのか
  • 技術面接は何を聞かれるのか
  • 何社ぐらい申し込めばいいのか

色々と不安があると思います。

不安な人は就活のプロに相談してみるのもありです。

例えばアカリク就職エージェントでは無料で理系出身の就活のプロから様々な支援を受けることができます

アカリクのサービス例
・求人紹介
・技術面接の練習
・研究概要添削

技術面接の練習ができる機会はほとんどありません。

アカリクは無料ですし、夕方や土日も対応してくれるので使ってみる価値はあると思います。

興味がある人はアカリクのホームページ見てみて下さい。

【アカリク就職エージェント】ホームページ

まとめ(【大学院就活】推薦って何?100%受かる?_21卒院生が解説)

推薦の種類
→大学推薦
→教授推薦

大学推薦/教授推薦の違い
→大学推薦は学内選考がある

推薦のメリット
→書類選考免除
→面接を絶対に受けれる

推薦のデメリット
→内定辞退できない
→内定辞退できないが落ちる

推薦の倍率
→2~4倍は低くてもある
→最終面接でも普通に落ちるので注意

以上となります!

質問やコメントがあればぜひ↓からよろしくお願いします!

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