こんにちは、Hiroです。今回は、
- 短期インターンとは何か
- 短期インターンの参加難易度
- 短期インターンでは評価されているのか
- 短期インターンは選考に関係ないのか
について解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- 短期インターンって何なのか知りたい人
- 短期インターンが就活に意味あるのか知りたい人
この記事を書いているのはこんな人
化学系大学院生
短期、長期それぞれのインターンに参加
平均年収950万円メーカーに内定(平均年収の高さが企業の指標ではありませんが)
中堅国立大学大学院2021年3月卒業
では、早速行ってみましょう!
短期インターンって何?
短期インターンとは1日または2日その企業に行って企業説明を聞いたりする企業の新卒採用イベントです。
具体的な内容を以下で紹介します!
短期インターンでは何をするのか
短期インターンでは主に
- 会社説明
- 工場見学
- グループワーク
が行われます。それぞれについて以下で解説していきます。
会社説明
会社説明では
- どのような事業を行っているのか
- 企業の強み
- 現在力を入れている事業
- 事業の将来展望
等について説明してくれます。
これらは、ホームページでも調べられるのですが、ホームページではどこに特に力を入れているのか、どこをアピールしたいのか分かりにくいです。
しかし、インターンでは社員さんが直接スライドなどを用いて説明してくれるので分かりやすいですし、疑問に思ったことは質問できます。
ここで得た情報はESを書く時、面接を受ける時に非常に重要な情報です。
しっかりとメモを取りましょう。
志望理由を考える時の参考になるからしっかりとメモを取ろう!
工場見学
これはメーカー限定ですが、メーカーの場合は工場見学があることが多いです。
工場見学では、企業の製品を実際に作っている工場を見ることができます。
大学では見ることができない
- 企業レベルの超巨大製造ライン
- 製品の製造過程
- 不良品検査の現場
- 製品の運搬/梱包
等を見ることができます。
日常生活では見えない製造現場を見ることは非常にいい経験です。
皆さんも初めて行ったら驚くと思いますよ。
座談会
座談会では人事の方以外に年齢が近い若手の社員さんと気軽に話すことができます。
文系なら文系の、理系なら理系の社員さんが来てくれるので非常に良い機会です。
大体座談会の形式としては社員さんが5~6人来てくれてそれぞれの方から30分ほどお話を聞く形が多いです。例えば
と指定があるので指定された社員さんの所に行き、決まった時間が経ったら別の社員さんへという流れです。
基本的に最初に社員さんから自己紹介と軽く仕事内容の説明があり、その後学生から好きなことを質問するという形です。
質問内容としては
- 仕事内容の具体的な話
- 仕事のやりがい
- 有給の取りやすさ
- 飲み会の多さ
- 福利厚生
- 残業時間
- 社員さんの雰囲気
等々ざっくばらんに何でも聞けます。
と疑問に思うかもしれません。でも心配ありません。
座談会で話す人は人事職以外の若手社員です。選考で対面することはないでしょう。
また、後から人事の方に「○○さんは□□という質問をしてました」と報告することもないでしょう。
なぜなら質問内容をメモしている社員さんを見たことがないからです。
メモも取らずに数十人の学生の名前と質問内容を覚えておくなんて不可能です。
ただし、あまりに印象の悪い質問をすると人事の方に伝えられるかもしれません。
例えば
- 楽な仕事をしたいんですけど仕事は楽ですか?
- 仕事をしなくても首になりませんか?
等ですかね。このような明らかヤバイ質問以外は大丈夫だと思います。
グループワーク
グループワークとはインターンに来た学生と何かの課題に取り組むゲームみたいなものです。
例えば私が体験したグループワークは
問題解決ワーク
その会社で実際に起きた問題をベースに問題が作られており、グループのメンバーと話し合いながら情報を整理したり、ヒントを集めたりして問題解決する方法を考えるグループワークです。
工作系ワーク
機械系の会社で多いですが、紙や段ボールで製品モデルを作ってみるワークです。
僕が実際に参加したインターンでは飛行機を作製しました。
企業選びの仕方を学ぶ系のワーク
このワークでは企業選びで悩んでいる学生Aさんの相談に乗っているBさんの立場に立ってAさんに最適な企業を考えようというグループワークでした。
ここで僕は企業選びの際には自分の企業に求める希望を「必須条件」と「希望条件」とに分ける大切さを学びました。
これは以下の記事で紹介しているので良かったら読んでみてください。
参加難易度
短期インターンでは選考がない場合が多いです。
この場合はもちろん100%参加できます。ただ、人気企業の場合すぐに予約が埋まってしまうケースがあるので注意しましょう。
ESの提出等選考がある場合でもそこまで難易度は高くないでしょう。
短期インターンは1回で数十人で行い、それを何日も繰り返すので募集人数が非常に多いです。
大手では合計で数百人参加するのも珍しくありません。
なので倍率がそこまで高くないので選考があったとしても難易度は低いと言えます。
参加難易度は低いが、人気企業の予約はすぐに埋まるから注意
参加基準
短期インターンでは大卒見込み等の条件はありますが、条件といってもそれぐらいしかありません。学部1年生や2年生でも参加できます。
短期インターン中に評価されるのか
グループワークの成績や質問回数で評価されるのか疑問に思う人もいると思いますが、短期インターンでは評価されません。
いくつかの会社の短期インターンに参加しましたが、グループワークや座談会の際に人事の方が様子を詳しく観察している企業はありませんでした。
進行状況を見回る程度ではありましたが、どの学生が積極的に話しているかメモを取ったりしている様子はありませんでした。
人事の方も実際に
グループワーク(例えば上記の問題解決型)や座談会を通して、うちの会社に入ったらどのような仕事をし、どのような雰囲気なのか知っておいてもらいたい。
もしこれで、楽しくないとか社員の雰囲気が合ってないと思うのであれば入社しない方がお互い良いと思う
と仰っていました。
このように多くの短期インターンの目的は仕事内容や会社の雰囲気を知ったうえで選考を受けてもらうことです。
以上の理由から、評価はしていないと思います。気軽にグループワークに参加しましょう。
給与、交通費、食事は出るのか
短期インターンで給与は出ません。
交通費は企業によって
- 出ない
- 上限が定まっている
- 実費
- 会社規定で支払われる
この4パターンです。会社規定で支払われる場合は実費よりも多くもらえる場合が多いです。
ちなみに全く出ないという会社には出会ったことがないので、基本的に出ないことは無いと思います。
僕は6社の短期インターンに参加しましたが
- 上限あり: 1社
- 実費: 3社
- 会社規定(実費以上): 2社
でした。
実費以上というのは、例えば僕の場合「バスで往復4千円だけど1万円支給」でした。
おそらく新幹線指定席で往復した際の交通費で計算していると思います。
食事に関しては、午前から午後に渡るインターンであれば出るところが多いです。
基本的に企業の食堂で無料で食べさせてくれます。豚カツ屋さんに連れて行ってくれた企業もありました(笑)
食堂もしっかりと確認しておきましょう。
選考に関係ないのか
選考に関係はめっちゃあります。
っていう顔してインターンをしている企業が多いですが全然そんなことないです。
確かに短期インターンの最中に評価などはされていませんが、選考には関係しています。
なぜなら
短期インターンの参加者限定で早期選考の案内が来ることがある
からです。
ちなみに僕の場合は6社中5社早期選考の案内が来ました。
特に冬の短期インターンの場合イベントの最後に早期選考のスケジュール説明があって、後日早期選考の案内が来ることが多いです。
もちろん短期インターンに参加していないと、案内は来ません。
僕も当初は、短期インターンに参加しなくても早期選考には参加できると思っていました。
でも、インターンに参加していなかった友人のその企業の新卒採用マイページを見ると、僕のマイページでは表示されている早期選考の案内が表示されていませんでした。
短期インターンに参加したかどうかで採用マイページの表示が変わっている場合もある
このように企業はインターンは選考がないよっていう顔をしていますし、インターンに参加しないと早期選考に参加できないよとも言いませんがインターンは密接に本選考に関係しています。
短期インターンは選考に関係ないなんてことは絶対にありません。
参加しておいて損はありません。積極的に参加しましょう。
まとめ(短期インターンって何)
短期インターンの内容
→会社説明
→工場見学
→座談会
選考難易度
→高くない
→予約はすぐ埋まるので注意
交通費、昼食代
→支給される事が多い
→交通費は支給上限があることがある
インターン中に評価されるか
→評価されない
→気軽に参加しよう
短期インターンは本選考に関係ないのか
→選考に関係大有り
→インターン参加者にしか早期選考の案内は来ない
です!短期インターンについて悩んでいる人の助けになれば幸いです。
他にも以下の記事がオススメです!
以上です。ありがとうございました!
質問やコメントがあれば↓からお願いします!
コメント