こんにちは,Hiroです.今回は,
- 大学院生の就活で研究内容は内定に影響するのか
- 大学院生の就活で重要なこと
について解説していきます.
この記事はこんな人におすすめ
- これから面接を受ける人
- 研究分野が異なる企業を受けることを不安に思ってる人
この記事を書いているのはこんな人
院卒エンジニア1年目
有機材料専攻から無機系の異分野に内定
中堅国立大学大学院2021年3月卒業
平均年収950万円メーカーに内定(平均年収の高さが企業の指標ではありませんが)
では,早速行ってみましょう!
就活で研究内容/研究分野は重要か?
結論
ドクターでない限り,関係ないです.
実際に,座談会等で人事の方に聞いた話ですが
修士の学生に専門性は求めてないよ
会社に入ってから学んでもらうから
と仰っていました.
実際に僕の同期の研究内容を見てみると無機系の企業ですが
- プラスチックの研究
- 繊維の研究
- ワカメの研究
- 有機合成の研究
をしている人がいます.
もちろん無機系でバリバリ企業の内容と関係ある研究をしている人もいますが,10%もいません.
また,僕の研究室は有機材料系の研究をしていますが,有機材料系の企業に入社したのは1人(6人中)でした.
他の5人は無機系,センサー系,商社系(無事にみんな45歳までには1000万ぐらいの企業に行きました.)に進みました.
このように
- 大学院生で研究分野と同じ分野に入社する方が稀
- 異分野への就活は不利ではない
ということが分かります.
パクリンさんのブログでも研究内容が重要でないことが解説されているので是非読んでみてください.
パクリンさんのブログ
大学院生の就活で重要なこと
具体的には
- 計画→実行→評価→改善(PDCA)を意識しているか
- 研究の意義/将来展望を理解しているか
- 与えられた環境でも愚直に努力できるか
です.以下で詳しく解説します。
計画→実行→評価→改善(PDCA)を意識しているか
PDCAは就活をしているとよく耳にすると思います。
これはどんな仕事をするにしても重要です.
むやみやたらに仕事をしても成果は上がりません.
なので,企業もPDCAをしっかりと押さえて自ら考えながら研究をしてきた学生が欲しいはずです.
実際に面接では
- 研究で失敗し,そこから学んだこと
- 実験計画を立てるのに意識していること
- 望んだデータを得るために重要だと考えていること
このような質問がよく来たと思います.
これを見ると面接では、しっかりと考えながら研究を行っているかを重視していることが分かります.
その他の技術面接で聞かれる質問は以下の記事をチェック
研究の意義/将来展望を理解しているか
大学院生の研究テーマは教授から与えられることが多いと思います.
その結果,2パターンの学生に分かれていると感じています.
正直,研究室を見ていて圧倒的に多いのは前者の学生でしょう.
ただ言うまでもなく企業が採用したいのは後者の学生です.
なので研究の意義や将来展望をしっかりと考えているのかを問われることが多い気がします.
与えられた環境でも愚直に努力できるか
企業に入社すると間違いなく配属があります.
配属ではもちろん内定者の意志も反映されますが、第一志望の配属先に行くことができる方が少ないでしょう.
内定先の人事の方に聞いた配属決定の要因は
1位 人事から見た適正
2位 学生のバックグラウンド
3位 配属希望
だそうです.
なので入社後,希望していない部署に配属になる可能性は高いです.
そうなった時に,ふてくされることなく、与えられた環境でも愚直に努力できる人を採用したいですよね.
よって研究室で与えられたテーマかもしれないけど、現在の与えられた環境で最善の努力をしているかを見られていると思います.
まとめ(就活で研究内容は重要か)
この記事をまとめますと
研究内容は就活で重要か
→重要ではない
重要なこと
- 計画→実行→評価→改善(PDCA)を意識しているか
- 研究の意義/将来展望を理解しているか
- 与えられた環境でも愚直に努力できるか
でした.
就活について悩んでいる人の少しでも助けになれば幸いです.
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以上です.ありがとうございました!
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