大学院生に求められる英語レベルは?_TOEIC何点ぐらい必要?

大学院_英語レベル

こんにちは,Hiroです。今回は

大学院生に求められる英語レベル

について解説します。

この記事はこんな悩みを解決します。

大学院で研究するのにはどれぐらいの英語レベルが必要なんだろう

大学院生のTOEICの点数って何点ぐらいなんだろう?

この記事を書いているのはこんな人

・院卒化学系エンジニア1年目
・TOEIC835点
・中堅国立大学大学院2021年3月卒業

では,早速行ってみましょう!

目次

大学院生に求められる英語レベルは?

悩んでる女性

結論、そこまで英語能力は必要ありません

必要なら研究室に入ってから身に着ければ十分です。

正直に言って日本で研究するのであれば、そこまでの英語能力は必要ありません。

ただし、もちろん研究をするうえで英語を使うときはあります。

どのような時に使うのか解説します。

どのような場面で英語を使うのか

主に大学院に行って英語を使うのは

  • 参考文献を読む
  • 留学生と会話

の2つです。

参考文献を読む

大学院で研究する上で必須なのが文献を読むことです。

文献を読む目的は以下の2つです。

  • 実験方法の模索
  • データの裏付け

研究は誰もやったことがないことをするので、例え大学の先生でもどのような実験をすれば成功するのか知りません。

なので先人達の論文を読んで参考にしながら、実験方法を自分で考えていく必要があります

また、「データの裏付け」のためにも論文を読みます。

例えば

Aという装置を使ってBという物質を検出できました!

と言うだけでは不十分です。研究で発表する上では

MikeらによるとCという装置においてもBが検出できると報告されている。

という「僕だけじゃなくて他の人も言ってるよ~」っていうのが大切です。

そしてこの参考文献は英語で書かれています

日本語の論文はあるにはありますが、参考になる論文は稀で、基本的に英語の論文を読むことになります。

英語なんて読めない

って思った方は安心してください。

基本的に英語の論文は分かりやすい文構造で書かれています

大学受験のような小難しい英語で書かれている事の方が少ないです。

また、最近では自動翻訳の技術の発展が著しいです。

3~4年前は「昇温速度」を翻訳にかけたらAtsushi Noboriと翻訳されて衝撃を受けました(笑)

ただ今ではしっかりとHeating Rateと翻訳されます。

僕がお勧めの翻訳サービスは「Deepl」です。

Google翻訳よりも専門単語を含めた文章をしっかりと翻訳してくれます。ぜひ使ってみてください。

留学生と会話

研究室によっては留学生がいることがあります。

彼らは日本語を勉強しに来ているわけではないので、日本語を全く話せない人が多いです。

僕の研究室の留学生も4年も日本にいて

初めまして、私はマイクです。日本が分かりません。

これしか話せませんでした(笑)

ですので彼らと日常会話をしたり、研究についてディスカッションする必要があれば、英語を話さなければいけません。

ただこれについては研究室の環境次第ですし、もしそういう環境なのであれば逆にチャンスです。

なかなか英語を話せる環境は日本にはないので積極的に話しかけましょう

最初は話せないと思いますが、毎日話していけば少しづつ話せるようになります。

ただ僕はそれでもなかなか思ったように話せるようにならなかったので、DMM英会話を半年ほどしました!

このおかげで、そこまで不自由せず留学生と話すことができるようになりました。
DMM英会話って効果ある?Toeic200点伸びた経験から解説

小まとめ(研究室生活で英語が必要な場面)

参考文献を読む
→論文の英語の文法はそこまで難しくない
→もし難しければ自動翻訳が優秀

留学生との会話
→留学生がいるかどうかは入って見ないと分からない
→いたとしても入ってから、毎日会話してれば何とかなる
→もしもっと話したいと思うならDMM英会話がお勧め

大学院生のTOEICはどれぐらい?

学部4年~修士2年にかけてのTOEICの平均点は以下の通りです。

大学院_TOEIC_平均点

出典:TOEICスコアアップのための勉強法

いかがですか?思ったよりは高くないんじゃないでしょうか?

TOEIC600点を超えてたら院生の中でも高得点という事です。

僕は中堅国立大学の大学院に通っていましたが、研究室メンバーのTOEICのスコアは400~850まで幅広かったです。

物凄い研究成果を残した人でもTOEIC500点台だったり、800点を超えてても研究はイマイチの人もいます。

TOEICの点数が低くても研究はできます

英語より大切なことはたくさんあります。

これについては昨日の記事でまとめているので、ぜひ読んでみてください!
大学院で研究する上で必要なこと【英語や頭の良さではありません】

就活でTOEICは何点あればいいか

就活でどれぐらいTOEICのスコアがあればいいのか気になる所だと思います。

結論としては

何点でもいい。TOEICのスコアは重要ではない。

です。

あるに越したことはないですが、低くてもそこまでマイナスになることは無いと思います。

僕自身はTOEIC835点と比較的に高いスコアで就活をしましたが、スコア自体を評価されたというよりも、スコアを上げるために踏んだプロセスが評価されたと思います。

また、先輩でTOEIC300点台でESに書いて面接のときに

Toeicめっちゃ低いな(笑)
まぁ入社してから勉強やな

と言われたそうです。

そして,その先輩はその会社から内定を貰って元気に働いています.

もし,

低い点書いたら悪い印象持たれるかも

と心配な人は600点超えていたら書いても良いのではないかと思います

友人で630点ぐらいで出して

英語得意なんですね

と面接の際に言われたらしいので600点を超えていたら好印象を持ってくれる可能性もありそうです。

TOEICを上げたい人は以下のサイトもぜひ参考にしてください!
TOEICの勉強方法がスコア別に詳しく紹介されています

けんけんぶろぐ

まとめ

大学院生に求められる英語レベルは?
→基本的に、英語能力は必要ない
→必要があれば研究室に入ってから勉強すれば問題ない

大学院生に求められるTOEICスコアは?
→修士2年の平均点が533点
→TOEIC600点超えていれば凄い方
→就活でもTOEIC600点あれば安心

以上となります!

質問やコメントがあればぜひ↓からよろしくお願いします!

その他のオススメ記事はこちら
就活で英語は必要?|Toeic835点で就活した経験から回答|結論高スコア不要

大学院生でも就活は失敗するのか?→もちろん_失敗する学生の特徴を紹介

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