こんにちは,Hiroです.今回は
【企業選びのポイント3選_就活を終えて後悔したこと】
について書いていこうと思います.
この記事を書いているのはこんな人
・中堅国立理系大学院2021年3月卒業
・学術論文(first author)1本
・平均年収950万円メーカーに内定(平均年収が全てでは無いですが一応)
大学院生中に就活をし,無事大手メーカーから内定を貰えました。
でも、いざ終わってみるともっとこうしとけば良かったなぁということが出てきました.
皆さんにはそういった思いをして欲しくないので,ぜひこの記事を読んで就活を頑張ってください.
後悔したことは以下の3つです.
- もっと自己分析しとけば良かった
- もっと広い視野を持てばよかった
- 給与にこだわらなくても良かった
では説明していきます。
企業選びのポイント_就活を終えて後悔したこと
もっと自己分析しとけば良かった
僕は就活前にふんわりと何をやりたいのか考えたぐらいでしっかりとした自己分析を行いませんでした.
その結果,就活終わってから本当は何をしたいんだろという疑問に直面し,自己分析を真剣にやり直すことになりました。
そして,就活の時には気づいてなかった新たな自分の価値観に気づくことができました。
もし就活前にこの価値観に気づいていれば今の会社には入社していなかった気がします。
なので皆さんは就活前にしっかりと自己分析を行っておきましょう。
でも自己分析ってどうやったらわからん。
安心して.僕が実際に行った自己分析を紹介するし、参考にしてみて!
自己分析の手法に正解はないと思います.一つの参考にしてもらえたらと思います.
僕が実際に行ったのは
自己分析系の動画をYouTubeで見て自己分析マップの作製です.
まずは,自己分析の動画を見ましょう。
最近では自己分析の方法を説明した本の要約動画がたくさんYouTubeにアップロードされています。
特に僕が参考にしたのは
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッドです。
この作者自身が解説した「10の質問に答えるだけ!価値観の見つけ方を専門家が解説する」と
中田敦彦さんの解説動画を参考にしました.
この動画では自己分析を行うために必要な10~15の質問について説明されています.
この質問に対する回答を考え,それを深堀することによって自分の価値観が徐々にわかってきます.
また、この自己分析を行うときに便利なのが
マインドマイスターです.
このソフトを使うと画像のような樹形図を簡単に作れます.
紙に書いて無くすと大変なのでこのソフトを使ってするのをお勧めします.
でも,マインドマイスターは3枚しかマップを無料で作れないんです.
そこで,ちょっと使いづらいですが私は,Xmindを併用しました!これは無料で何枚でも作れます!
こうやって自己分析マップを作製していくと自分の価値観が見えてくるはずです.
例えば僕の場合は
- 自分の選択は自分でしたい
- 周囲と切磋琢磨できる環境に身を置きたい
- 仕事に対する正当な対価が欲しい
という価値観を持ってるんだと気づきました.
特に,「自分の選択は自分でしたい」という価値観には就活前には気付かなかったです.
過去を振り返ったら特にこの価値観強かったなぁ
もし,この価値観に気づいていたら大手ではなくベンチャーも選択に入ってきてたと思います.
もっと広い視野を持てばよかった
僕は,就活当時は材料系のメーカーしか見ていませんでした.なぜなら
- 材料科学系の研究室に所属していたのでほとんどの先輩は材料系のメーカーに就職してたから,自分もそうだろう
- 大学院まで行ったんだから、それが活きる分野に就職するものだ
といった固定観念があったからです.
でも,当然ですが材料系メーカー以外に会社はいっぱいあります.
そして何より院の研究は学部4年生と合わせて3年で,働き出してからの人生は40年以上です.
たった,3年の経験で選択肢を狭めてしますのはあまりにも勿体ないと気づきました.
それに学生時代の分野に近い業種の会社に入社できたとしても,自分の研究の技術を活かすことができるかわかりません.
なぜならメーカーは基本的に多くの事業を持っているので希望した事業に配属されるかわからないからです.
とあるメーカーの採用担当と話したときに
「学生時代に学んだことより,面接のときに感じた適正で配属を決めている.なぜなら,修士レベルの知識で即戦力にはならないから」
と仰っていました.
専門知識に期待するのはドクターからやな
もちろんほかの企業がどうなのか知りませんが,学生の研究分野をそこまで考慮しない企業が一定数いることも事実だと思います.
皆さんは先輩の進路や固定観念にとらわれず,自己分析の結果を踏まえて広い視野をもって就活をしてください!
給与にこだわらなくても良かった
就活当時僕は企業の平均年収をかなり気にしていました.
でも,そんなにこだわらなくても良かったなと今となっては思います.その理由は
- 若い時の給料の差はそんなにないから
- 転職が当たり前の時代に変わったから
皆さんも四季報などを参考に平均年収を調べてそれを就活の一つの要因,もしくは最大の要因にしているのではないでしょうか?
でも,お金は高い方がええやん
まぁそりゃそうやけどその平均年収何歳にもらえるの?
そうです,基本的に四季報に書いてある年収に到達するのは40歳とかなんです.
若い時はそんなに大した差はないんです.
給料の高さで決めた企業でその仕事が楽しかったらいいですが,
楽しくない,自分に合ってないと感じたときに40歳まで耐え続けるのは至難の業だと思います.
近年,転職者の割合が増加していることが総務省のデータからわかります.
参考1: 総務省統計局「労働力調査」(令和2年2月付)より転職者比率を抜粋
参考2: https://tenshoku-web.jp/job-turnover/
この流れはどんどん加速していくでしょう.
ということは平均年収をもらえる年齢に到達する前に転職している可能性が高いのではないでしょうか?
このことに気づいていれば転職に有利な今後伸びそうな業界,汎用的なスキルが身につく会社に就職していた可能性もあります.
じゃあHiroは今の会社に決めたことを後悔してるってこと?
別に後悔はしてないよ!
大手は新卒が強いから,最初を大手にするのはいい選択やったと思う!
なので皆さんは給料にとらわれず広い視野を持って就活を行ってください.
まとめ
以上の内容をまとめると以下のようになります.
- 自己分析をしっかりと行って自分の大切な価値観を見つけよう
- 先輩の進路や専攻分野を活かすべき等の固定観念にとらわれない
- 給料ではなく自分の価値観とのフィット感や身に着けられるスキルに重点を置こう
いかがでしたでしょうか?
もし,就活について重要なことをもっと具体的に知りたいようでしたら以下の記事も参考にしてみてください.
大学院生でも就活は失敗するのか?→もちろん_失敗する学生の特徴を紹介
コメント